2022年11月16日に、女優・奈緒さん主演「ファーストペンギン!」第7話が放送されました。
前回のテレビ出演で上り調子の「さんし船団丸」に、今回新人が加入するようです。新しい風が吹き、よい方向に進むといいのですが・・・
今回は、第7話のあらすじと感想をまとめました。
【ファーストペンギン!】第7話のあらすじ
テレビ出演のおかげで、「お魚ボックス」の売り上げは絶好調!人手が不足してきたため、岩崎和佳(奈緒)は人員募集をすることに。その頃漁協では、組合長・杉浦久光(梅沢富美男)のもとへ、地元の有力者・辰海一郎太(泉谷しげる)がやって来て、「さんしを潰すには『針』を仕込めば良いのだ」と不敵な笑みを浮かべ…!?
「ファーストペンギン!」公式ホームページより
しばらくして、さんし船団丸には3名の新人が加入。どうやらその中の1人が、辰海の差し金で紛れ込んだ「針」らしいのだが、何も知らない漁師たちは、浜に若者が来てくれたことを喜び、歓迎ムードに。
多忙な和佳に代わって、片岡洋(堤真一)が自ら教育係に名乗り出るも、世間知らずで空気を読まない大卒の新人・小森賢太郎(北川尚弥)の振る舞いに、皆のストレスはたまっていくばかり。
船団の空気がどんどん険悪になる中、命にかかわる大きな事件が…!?
【ファーストペンギン!】第7話の感想 小森は送り込まれた『針』なのか
そして第7話の注目ポイントは、
今どきの若者 VS おじさん漁師たちのバトルです。よくある世代間ギャップによるものですね。
おじさん漁師たち曰く“今どき”のロボットのような新人3名が加入しますが、言われたことしかやらないんです。
特に、小森くんは言われてないことを指摘されると反論し、まったく素直さもない、絶望的な人材です。笑
毎回おなじみになってきた序盤のイライラさせられるシーンだらけでした。
この時点では、送り込まれた『針』は小森くんだと思った人は多いのではないでしょうか。
しかし、海で漁をしている際に船のロープが切れて大事故寸前の出来事のあと、
別の新人メンバーが怪しい動きをしていたので、もしかしたら小森くんは犯人ではないのではと感じました。
来週の予告でも、小森くんが和佳のスピーチに感動して拍手しているシーンもありましたし、
もしかしたら、小森くんは『針』ではなく『救世主』になる可能性ありと期待してしまいます。
また、最初はそんな新人たちにブーブーと文句を言っていたおじさん漁師たちですが、
日々新人たちと接するなかで彼らにも気持ちに変化がでてきます。
- 感情的になって新人を殴ってしまったが、その後しっかり反省
- 新人が悪いだけじゃなく、自分たち(おじさん漁師たち)が悪いのではと考える
- 社長(和佳)は忙しいから、新人たちの教育など現場のことは自分(片岡)がしっかりやると言い切る
これまでは、和佳の社長として成長が描かれているイメージでしたが、
第8話は片岡や篤(梶原善)、高志(吹越満)のおじさんたちの成長がみえてました。
不器用な昭和のおじさんたちも、令和の若者の気持ちに寄り添おうとしている姿に、
私も仕事で若者に接するときはそういった思いやりを持つ大事さを痛感しました。笑
そのほか私が印象に残ったシーンは、お久しぶりの登場だった農林水産省の溝口さん。
圧と眼力、すごかったです!笑
和佳に、
「水産業界のジャンヌ・ダルクになるのです!」
と豪快に喝を入れる姿、かっこよかったです。和佳はそのとおり、業界をリードする女性になってきましたね。
【ファーストペンギン!】第7話のネットの声
ネットでは、小森くんは『針』じゃないのではと気づいている方が多かったです。
すぐに感情的になってカッとなっていた片岡が、若者を穏やかに諭ししている姿に成長を感じている方が多いですね。
そして、そのときの演じている堤真一さんの表情や笑顔が最高にかっこいいんです。
年齢を重ねても本当に素敵な俳優さんです。
その反面、なかなか現場をまとめきれなくて苦労しているので、観ていると歯がゆいです。
片岡さんをはじめ、おじさん漁師たちの今後の心の変化にも注目ですね。
【ファーストペンギン!】第7話のあらすじと感想 まとめ
今回は、若者とおじさんの考え方の対立がコミカルに描かれていましたが、
後半は、命にかかわる大事故が発生する寸前で「さんし船団丸」が分裂し、和佳と片岡、そして新人1名を加えた3人だけとなってしまいました。
気持ちが離れてしまった仲間たちは戻ってきてくれるのでしょうか。
第9話が待ち遠しいです。
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