ドラマ「ファーストペンギン!」は、シングルマザーが職を求めて移住した漁師町で、地元の漁師からの依頼で漁業の世界へ飛び込み、トラブルを乗り越えながら業界に革命を起こすという奮闘ストーリーです。
しかし、視聴者からは「イライラする」など内容が受け入れられないといった旨の声があがっているようです。
今回は、そういった声が挙がっている3つの理由について調べてみました。
【ファーストペンギン!】イライラする3つの理由
理由①:しがらみや古い慣習だらけでイライラする
ドラマの舞台は、山口県のとある小さな港町の漁港です。
漁業に関してはまったくのど素人である20代の主人公・岩崎和佳(奈緒)が、様々な試練を乗り越えながら成長していくビジネスサクセスストーリーなのですが、田舎ゆえに古い慣習やしがらみだらけの社会に対してイライラする人が多いようです。
例えば・・・
- 氷も油も漁協を通して買わないといけない
- “中間業者”である漁協や仲買を通さずに魚を販売することは許されない
「漁協に逆らうなんて許されない」という古い慣習を、漁師たちが守らないといけないと思い込まされているんですね。
こういった古い考え方を打破して新しいことを始めようとする和佳や漁師たちに対し、
漁協をはじめとする周囲からの陰湿な嫌がらせやいじめのシーンも出てきます。
利権やお金が絡むと、人間の闇がみえてきますね。恐ろしいです。
私もど田舎育ちで経験あるのですが、
狭い社会での村八分や足の引っ張り合いは、現実の世界でも残念ながらあります・・・。
そういったシーンを観て、イライラして受け入れられないと意見が挙がっているようです。
理由②:漁協の組合長の態度にイライラする
梅澤富美男さん演じる漁協の組合長・杉浦が、自分の損得で物事を判断してコロコロ態度を変える姿にイライラする人も多いようです。
杉浦は、漁師たちにとっては組織のトップであり、逆らうことができない絶対的な存在です。
そこへ急に現れた新参者の和佳が、どんどん新しいことに挑戦し漁業に改革を起こそうとする姿が気に入らず、ありとあらゆる手段で圧力や嫌がらせを仕掛けてきます。
力ある者から弱いものへの陰湿な“いじめ”のような行動に対し、視聴者からは「イライラする」「腹が立って仕方がない」「ムカつく」といういう感想が飛び交っています。
また、身近に組合長のような嫌な人がいる場合、自分自身と和佳の境遇を重ね合わせて、余計にイライラすると言った意見も多くみられました。私もこういう上司だったら毎日ストレスです。でも、よくいるタイプですね。笑
しかし、ここまでイライラするということは、梅澤さんの演技力に対する賛辞ともいえるでしょう。
梅澤さんご自身もこういった意見を前向きに捉えているようです。
役者冥利に尽きるということでしょう!
理由③:「さんし船団丸」の漁師たちの態度にイライラする
和佳が率いる「さんし船団丸」のおじさん漁師たちにもイライラするといった声があります。
彼らは和佳に漁港の立て直しをお願いしている立場なのに、少しでも自分たちに都合の悪いことが起こると「もう(お魚ボックス)辞める!」「もうついていけん!」とさじを投げます。
特に堤真一さん演じる片岡は、男社会で生きてきた不器用な親父すぎて、頼りになると和佳と衝突ばかり・・・。
自分が和佳に漁港の再生を依頼したにも関わらず、文句ばかり言う姿にイライラしているようです。
かと思えば、初めてボーナスなどを受け取り上手くいっているとき等は「あんたはすごい!」と和佳を大絶賛。
気分で仕事しているように見えて、「おじさんたち、こどもか!」とツッコミたくなる気持ちになります。笑
ポジティブに捉えると、こういった漁師たちの気分の浮き沈みがドラマにテンポよく盛り込まれていて、コメディ要素として楽しめます。おじさんたちの単純さに、「かわいい!」という意見もありますし、紙一重ですね。笑
【ファーストペンギン!】イライラするけど最後はスカっとできる
毎回イライラさせられながらも、和佳は大胆な改革により、古い習慣やしがらみを次々と打ち破っていきます。
本当に和佳がかっこいいんです!
演じる奈緒さんがとても可愛らしいのに、おじさんたちに激しく叱咤激励したり盛り上げたりしていて、そのギャップも最高です。
ただイライラするだけでは終わらせないところが、このドラマの魅力なのかもしれません。
前半に視聴者をイライラさせるポイントが集中しているのは、最後にスカッとさせるための制作側の作戦だと思われます。
まんまとその流れに乗せられて、気分良くエンディングを迎えているので、また次回も観たいないう気分にさせられます。
【ファーストペンギン!】イライラする3つの理由 まとめ
「ファーストペンギン!」は観ていてイライラするといった意見もありますが、
毎回エンディングでイライラを吹き飛ばしてくれるくらい、社長の和佳の大改革や名言でスカッとさせてくれる展開で終わるので、前向きな気持ちになれ、仕事のへのモチベーションも爆上がりのドラマだと思います。
これからも、どんな快進撃でイライラを吹き飛ばしてくれるのか、和佳の社長としての手腕に注目です!
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